食品からこんなものまで?ご当地自販機

あまり知られていませんが、日本は世界的に見ても自販機を多く設置している国です。インフラが安定しているのはもちろんですが、治安が良いのでお金の入った自販機を置いていても壊される事はありません。 ここでは近年話題を呼んでいるご当地自販機について紹介しています。

これからご当地自販機の設置を考えている。または話題になっているので使ってみたい。思い立ったらアクションを起こすのは良いですが、メリット・デメリットを知ってからでも遅くはありません。 特に事業者は特徴を理解していないとうまく売上に繋がらないので注意して下さい。

ご当地自販機ってどんなサービス?

普段何気なく使っている自販機ですが、実は古代エジプト時代から使われているものなのです。当然今の様な技術はありませんが、コインを入れるとその重みで水が出てくるシステムで主に寺院で使われていました。今の様な自販機が登場したのは1800年のイギリスで飲み物だけでは無く食品や劇場のチケット・たばこなどが販売されていました。

国内に自販機が渡ってきたのは1905年で、当時は飲み物ではなくハガキや切手を購入するツールでした。1962年にアメリカの大手飲料メーカーが日本へ進出した事を皮切りに、国内に自販機が普及しました。日本は当時から他国に比べて治安が良く、自販機は瞬く間に広がり1967年に100円硬貨が流通してからは、爆発的な人気を誇りました。

ちなみに自販機で良く見る「暖かい・冷たい」ものに関しては日本独自の技術だと知っていましたか?今でこそ当たり前の機能ですが、当時はとても珍しいものでした。2000年に入ってからはキャッシュレス対応自販機や、災害支援型・ノンフロン型など数多くの種類を輩出しています。近年ではスマホアプリ経由で購入する自販機が話題を呼んでいます。

アメリカから入ってきた自販機は日本でガラパゴス化しながら増えていき、今では自販機による売上が世界一になりました。自販機はまだまだ独自の進化を遂げて、近年では飲料ではなく様々なものを販売する様になり注目を集めています。ここではご当地自販機と呼ばれる、変わった自販機について説明しています。導入する自治体や企業が増えている事から、今度はスタンダードになる可能性もあります。

企業としてご当地自販機を導入したい。この場合、どの様なステップを踏むべきでしょうか? 通常の自販機設置と違う点やカスタマイズ性など、確認すべき部分は多々あります。発生するコストはもちろんの事、自販機の種類も含めて公開しているので要チェックです。